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経済学部 鈴木史馬教授の論文が学術雑誌『Journal of Public Economic Theory』で公刊されました

2022年05月19日

教育・研究

経済学部経済数理学科 鈴木史馬教授(専門分野:マクロ経済学)の論文「Ambiguity in a pandemic recession, asset prices, and lockdown policy」(明治大学 盛本圭一准教授との共著)が、学術雑誌『Journal of Public Economic Theory』で公刊されました。

論文要旨
この研究は、新型コロナウイルス感染症の流行(COVID-19)による不況下で起きた株価高騰を投資家の曖昧さ回避の視点から説明し、COVID-19の特徴であるセクター間の非対称な需要の偏りがもたらす分配効果について分析しています。また、それらに対するロックダウン政策の影響を組み込んだモデルを構築し、立場の異なる家計に対する厚生効果を分析しています。その結果、COVID-19による経済損失が大きいセクターで働く家計の損失を最小にするようなロックダウン政策が社会的に効率的であることを示しています。

論文(英文)はこちらよりご覧いただけます:(外部リンク※英語サイト)

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