理工学部/大学院理工学研究科 酒井 孝教授（アドミッションセンター長、専門分野：材料工学、材料力学）に成蹊大学 リーディングリサーチャー（Seikei University Leading Researchers）の称号を付与しました。
付与期間は、2024年5月20日から2027年3月31日です。
「成蹊大学 リーディングリサーチャー（Seikei University Leading Researchers）」の称号は、大型戦略的研究資金制度の研究代表者で、本学の教育、研究及び社会貢献の推進に先導的な役割を担う本学の現役の専任教員に対して付与するものです。
酒井 孝教授は、現在、公益財団法人天田財団・重点研究開発助成（期間：2023年9月から2027年3月)の研究代表者として研究を推進しています。天田財団の研究開発助成を受けるのは、今回が8回目になります。今回の研究課題は「ものづくり」のデジタル化を促進し、「デジタルマニュファクチャリング（DX化）」を実現する上で必要不可欠な金属3Dプリンタの技術といえます。金属3Dプリンタにより鍛造用金型が製造できれば、（1）少品種少量生産への対応、（2）応力負荷部分以外を（メッシュ・ハニカム構造にして）簡素軽量化、（3）熟練工の金型職人の勘や技術が不要、（4）製造工程と時間の短縮、などの大きなメリットがあります。
今回の称号付与に際して、酒井 孝教授は「このたび成蹊大学 リーディングリサーチャー（Seikei University Leading Researchers）の称号を授かり大変光栄です。私が取り組んでいる研究課題は、社会実装されてより意味を持つものです。産業界と引き続き連携して研究活動を進めていきます。」と話しています。