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経済学部「実践ゼミナールA」の授業でボランティア団体Betoajiよりゲスト講師をお招きし、ベトナム料理を通じた教育支援について学びました

2025年12月17日

教育・研究

2025年12月4日および18日、経済学部の課題解決型授業「実践ゼミナールA」(担当:内藤朋枝准教授)において、ボランティア団体Betoaji(ベトアジ)よりゲスト講師をお招きしました。当日は、同団体が取り組んでいる「ベトナム食文化の発信」や「現地への教育支援」についてお話を伺うとともに、実際にベトナム料理を作り、食を通じた教育支援のあり方について考える機会となりました。

以下に、実施報告をご紹介します。
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去る12月4日および18日、成蹊大学サステナビリティ研究の一環として、経済学部現代経済学科准教授・内藤朋枝が担当する「実践ゼミナールA」において、日本在住のベトナム人であるファム・ティー・タン・チュック氏、ファム・ティー・ゴック・ジェップ氏をお迎えした。当日は、日越友好を目的に活動するボランティア団体「Betoaji」の取り組みについて話を伺った後、ベトナム料理づくりを体験した。

Betoajiは、日本でベトナム料理教室を開催し、ベトナムの食文化を伝えることを通じて、日越友好の架け橋となる活動を行っている。また、料理教室などで得られた収益は、ベトナムの10の町や村で暮らす、恵まれない子どもたちの教育支援に活用されている。支援を受けた子どもたちは、この奨学金を通じて学業を修了し、経理や薬剤師、農林業関連分野など、さまざまな分野で活躍している。コロナ禍においても支援を途切れさせないために、『ベトナムの味』という書籍を出版したことなど、継続的な学業支援の取り組みについても話を伺うことができた。

▲チュック氏による講義

講義の後には、ジェップ氏の指導のもと、ベトナム料理の「ブンチャー」と「チェー・バーバー」を学生たちが実際に調理した。ブンチャーは、ベトナム北部の代表的な料理で、香ばしく焼いた豚肉に麺や香草、タレを合わせて食べることから、「調和の料理」とも呼ばれている。一方、チェー・バーバーはベトナム南部の温かいデザートで、ココナッツミルクのやさしい甘さに、タピオカやきくらげなど多彩な具材が合わさり、「南部女性の魅力」を表していると言われている。こうした料理に込められた意味を学ぶことで、食を通じた異文化理解を深めるとともに、Betoajiが行っている教育支援について考える貴重な機会となった。

▲講習会で作ったベトナム料理(スライド資料より)

▲ジェップ氏にベトナム料理を習う学生

ベトナム料理にあまり馴染みのなかった学生にとっても、お二人から直接話を伺い、一緒に料理を作り、食卓を囲むことで、ベトナムをより身近に感じることができた。また、食を通じて学業支援を継続していくことの大切さについて学ぶ、有意義な時間となった。

▲美味しく頂きました