2026年7月7日(火)、経営学部の「競争戦略」(担当教員:浜松翔平教授)において、愛知県田原市の花き産業や地域活性化をテーマとしたゲストセッションを実施しました。
今回のゲストスピーカーは、渡会理史氏(渡会農園/JA愛知みなみ輪菊部会 チームMAX)、越川智尋氏(八右衛門園藝)、渡会桃音氏(愛知県私立桜丘高校3年)、沢田宏氏(東京都地方卸売市場 株式会社青梅インターフローラ)の4名です。
ゲストの皆さまには、地域農業の現状や課題、価値創出に向けた取り組みについて、それぞれの立場からお話しいただきました。
授業では、「競争戦略とは選ばれる理由をつくることである」という考え方を軸に、花き産業や地域活性化の事例が紹介されました。愛知県田原市は全国有数の農業地域でありながら認知度向上や担い手不足などの課題を抱えており、単に商品を生産するだけでなく、地域資源や体験価値を活用した情報発信やブランドづくりが重要であることが語られました。
渡会農園
JA愛知みなみ輪菊部会 チームMAX
渡会 理史 氏
八右衛門園藝
越川 智尋 氏
渡会理史氏からは、夜に光る電照菊のハウスを活用したナイトツアーや大学連携を通じた地域価値の創出について、越川氏からは、菊の新たな需要開拓やSNSを活用した情報発信、メロン栽培への挑戦についてお話しいただきました。
渡会 桃音 氏
株式会社 青梅インターフローラ
代表取締役
沢田 宏 氏
また、愛知県の「ラーケーション制度(学習活動のために学校を休むことができる制度)」を利用して、講師として参加した高校3年生の渡会桃音氏からは、田原市に在住する菊農家の子どもとして、地域活動やナイトツアー運営への参加経験をしたことで、外部の人々との交流が地域の魅力や価値の再発見につながったことが紹介されました。
さらに、沢田氏からは卸売市場の役割や花き産業を取り巻く環境変化、新たな需要創出に向けた取り組みについてご説明いただきました。
学生たちは講演を通じて、商品の価値そのものだけでなく、その価値をどのように伝え、体験として提供するかという視点の重要性について理解を深めました。また、地域課題に対する多様なアプローチや実践事例に触れ、今後取り組むレポート課題に向けた学びを深める機会となりました。

