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国際共創学部「国内フィールスタディ」で地域の課題を学ぶフィールドワークを実施しました

2026年09月14日

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フィールドワーク

成蹊大学(東京都武蔵野市)では、2026年4月に国際共創学部を開設しました。
同学部には「国際日本学専攻」と「環境サステナビリティ学専攻」の2専攻があり、教育の特色の一つとして、国内外の地域を実際に訪れて学ぶ「フィールドワーク」を重視しています。

「国内フィールドスタディ」は、地方の都市部や農村などを学びの場とし、現地の方々の協力を得ながら、それぞれの地域が直面する課題について学ぶ演習科目です。キャンパスで得た知識だけでなく、実際に現地を歩き、地域の方々から話を聞くことで、課題を多角的に捉え、解決に向けて考える力を身につけます。

2026年度は、軽井沢(担当教員:小室准教授)、北海道十勝(担当教員:小田教授)、富山県(担当教員:三宅専任講師)、石川県能登半島(担当教員:髙橋教授)をフィールドとして実習を行いました。

今回は、その一つである長野県軽井沢町での実習の様子を紹介します。

軽井沢の観光を「サステナブル・ツーリズム」の視点から考える

軽井沢で国内フィールドスタディに取り組む学生たち

小室准教授が担当する軽井沢実習には、国際共創学部1年生20名が参加。9月1日から3日までの3日間、軽井沢町に滞在しました。

今回の実習のテーマは、
「現地の豊かな自然的観光資源を活用して、いかにサステナブル・ツーリズムを実践できるかを、地元の方々と考え抜く」
です。日本を代表する観光地である軽井沢を実際に歩きながら、観光関係者や行政、地域の事業者、住民の皆さんから直接話を聞き、軽井沢観光の現状と課題について考えました。

1日目|軽井沢観光の歴史と現状を知る

軽井沢のまちなみを巡りながら調査を行う学生たち

実習初日の9月1日は、「軽井沢観光の歴史と現状を知る」をテーマにフィールドワークを行いました。軽井沢駅周辺を巡見した後、旧軽井沢へ移動し、軽井沢観光協会でレクチャーやインタビュー調査を実施。その後は、土屋写真館やテニスコート通り、ショー記念礼拝堂、ショーハウスなどを巡りました。学生自身による現地調査も行い、観光地として発展してきた軽井沢の歴史や現在の姿を、実際のまちなみを通して学びました。

2日目|行政や地域の事業者から、地域の現状を学ぶ

軽井沢の地域事業者から説明を受ける学生たち

2日目は、軽井沢町の行政や地域で事業を展開する方々から話を伺いました。
軽井沢町観光経済課によるレクチャーと質疑応答に加え、株式会社軽井沢FREAKS、株式会社軽井沢ウィスキーを訪問。施設を見学しながら、それぞれの立場から軽井沢という地域とどのように関わり、事業を行っているのかについて学びました。観光地を考える際には、訪れる観光客だけでなく、そこに暮らす人々や行政、地域でビジネスを営む事業者など、さまざまな立場があります。現地で直接話を聞くことで、学生たちは軽井沢の観光を多角的に考えるための視点を深めていきました。

3日目|地域の方々と「これからの軽井沢観光」を考える

地域の方々と軽井沢観光について意見交換を行う学生たち

軽井沢でフィールドワークを行う学生たち

最終日の9月3日は、株式会社レイクニュータウンでのレクチャーや現地調査を行った後、今回の実習の重要なプログラムの一つである「軽井沢DMO設立準備室」の会議に参加しました。
学生たちは、それまでの2日間に現地を歩き、行政、観光関係者、地域事業者などから学んだ内容を踏まえて、地域の方々と意見交換を行いました。軽井沢の今後の観光地域づくりを実際に検討する場に加わり、自分たちなりの視点から軽井沢観光の将来について考えました。

意見交換では、若者に向けた観光情報の発信方法や地域内での移動手段、周辺地域との連携による観光客の分散などについて、学生から次々と意見が出されました。
観光客にとっての魅力だけを考えるのではなく、地域住民の暮らしや地域で営まれるビジネスにも目を向けながら、持続可能な観光のあり方を考える機会となりました。

国際共創学部では、こうした国内外の地域を学びの場として、現地の人々との協働を通じて、社会や地域が抱える課題に向き合う実践的な学びを展開していきます。


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